日商簿記1級

日商簿記検定の受験料の値上げが確定!値上げのタイミングは?

ぺんぎん

記事の内容は、筆者の所属する法人及び団体と一切関係ありません。また、個別具体的な相談は顧問税理士にご相談ください。

2023年11月17日に、日商簿記検定の実施団体である「日本商工会議所」より、

受験料値上げの案内がありました。

2024年度からの「商工会議所検定試験」の受験料に関するお知らせ

関係の皆さまには大変心苦しくかつ恐縮に存じますが、受験料の改定を持って対応させていただくことといたしました。

日本商工会議所HPより一部抜粋
いくらになるの?

値上げ後の受験料は?

値上げされた後の受験料は、各級ごとに次の通りとなります。

値上げ前(税込)値上げ後(税込)
日商簿記1級7,850円8,800円
日商簿記2級4,720円5,500円
日商簿記3級2,850円3,300円
日本商工会議所データより作成

いつから値上げされるの?

受験料の値上げは、2024年4月1日施行の試験からとなります。

具体的には、以下の日程で行われる試験は、

値上げ後の受験料の支払いが必要になります。

試験日程及び実施回
2024年6月9日(日)167回(1級~3級)
2024年11月17日(日)168回(1級~3級)
2025年2月23日(日)169回(2級と3級のみ実施)
物価の上昇が原因?

受験料値上げの背景

今回の値上げは簿記だけでなく、

日本商工会議所の実施する、以下の検定受験料も値上げされました。

  • 珠算能力検定(そろばん検定)
  • リテールマーケティング検定
  • 日商PC検定
  • 電子会計実務検定

以前こちらの記事でも簡単に触れましたが、

試験運営コストの増加が以前から問題となっていました。

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これまでは、各地の商工会議所の運営努力でコストを抑えてきましたが、

人件費や会場利用料等含めインフレの影響を受けたことにより、

運営努力で吸収できなくなったコスト増加分を

受験料の値上げという形で転嫁するということになりました。

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◆公認会計士 ◆このサイトでは、会計/税務に関する情報を分かりやすく解説しています ◆今の目標は「税理士登録」&「独立開業」
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