日商簿記2級

簿記準2級は廃止された?【日商簿記検定に準2級はありません!】

ぺんぎん

記事内にはプロモーションを含む場合があります。

「英語検定」や「漢字検定」には準2級がありますが、

日商簿記検定に準2級はあるのでしょうか?

この記事では、日商簿記検定で用意されている検定級と、

それぞれの級の難易度について解説しています。

まずは結論から

この記事の要約

内容

日商簿記検定には準2級という検定級はない

日商簿記検定で用意されている検定級は以下の4つ

  • 日商簿記1級
  • 日商簿記2級
  • 日商簿記3級
  • 日商簿記初級

無料で簿記1級~3級が学べるのはCPA会計学院の「CPAラーニング」

あわせて読みたい
公認会計士とは?【優しく解説!】
公認会計士とは?【優しく解説!】
そもそも

日商簿記検定に準2級は用意されていない

日商簿記検定は、「日本商工会議所」という組織が運営を行っています。

日本商工会議所のホームページを見ると、

現在実施がされている検定級は以下の4つであることが分かります。

ぺんぎん
ぺんぎん

「原価計算初級」はまた違った検定になってくるので、

今回は考慮しません。

簿記準2級

一方で、簿記初級は比較的最近用意された級でありまして、

私が簿記3級などを受験していた頃は無かったと思います。

そのため、「簿記準2級も昔はあったけれど、今はないのかも!」

と思いましたので、色々と調べてみました!

日商簿記準2級は昔からなかった

はい、結論から言うと「日商簿記準2級」は今も昔もありません。

(もし、何らか情報をお持ちの方がおりましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください!)

日商簿記1級、2級、3級、初級という4つの区分になったのは、

2017年からで、それ以前は、

日商簿記1級、2級、3級、4級の4つでした。

各級ごとの難易度

ここからは、日商簿記1級~初級の難易度は、

それぞれどのくらいなのかについて解説していきたいと思います。

ぺんぎん
ぺんぎん

日商簿記1級合格者の感覚的な難易度になります。

各級ごとの難易度

日商簿記1級 : 

日商簿記2級 : 

日商簿記3級 : 

日商簿記初級 : 

日商簿記1級の難易度を最大の星5個とした場合、

それぞれの難易度はこんな感じかなと思っています。

日商簿記1級の難易度

日商簿記1級の合格率は10%程度となっており、

非常に低い合格率となっています。

ぺんぎん
ぺんぎん

合格率だけで見れば難関国家資格と同じくらいだね。

勉強時間で見ても1000時間~2000時間程度と比較的多い勉強量を必要とします。

また、独学での合格はほぼ無理であるため、

多くの受験生が「大原の社会人講座」もしくは「TAC」という資格予備校に通っています。

あわせて読みたい
【合格者が解説!】日商簿記1級の偏差値は?
【合格者が解説!】日商簿記1級の偏差値は?
あわせて読みたい
【合格体験】日商簿記1級に合格するメリット3つ
【合格体験】日商簿記1級に合格するメリット3つ

日商簿記2級の難易度

日商簿記2級は合格率で見ると30%前後となっており、

簿記1級と比較すると試験科目も少なく、

500時間の勉強時間が合格の目安となっています。

このことから、合格難易度は星3つとしました。

あわせて読みたい
日商簿記2級の試験範囲と試験時間について
日商簿記2級の試験範囲と試験時間について

日商簿記3級の難易度

日商簿記は初めて簿記の勉強をする人が、

1番最初に受験する級であることが多いです。

合格率は年によりますが、50%~40%前後を推移しています。

効率よく勉強すれば1週間程度で合格も可能であることから、

星は1.5個とさせていただきました。

あわせて読みたい
日商簿記3級合格者が教える【おすすめ勉強法】
日商簿記3級合格者が教える【おすすめ勉強法】
あわせて読みたい
【日商簿記3級】試験の概要を解説!出題内容と試験傾向は?
【日商簿記3級】試験の概要を解説!出題内容と試験傾向は?

簿記初級の難易度

こちらは私自身受験の経験がなく、

難易度の想像が出来ないのですが、

60%以上の合格率で推移していること、

40分という小テスト並みの試験時間であることなどから、

星は0.5個としました。

ABOUT ME
ぺんぎん
ぺんぎん
◆「公認会計士試験」「日商簿記1級」に合格 ◆簿記の「難しい」「分からない」を解消できるような記事を投稿してます。 ◆実務で遭遇した苦労話や自己研鑽についても ◆会計・税務業界は人手不足過ぎて本当に大変な状態なので1人でも多くの人に会計・税務の勉強をして頂きたいと願っています。
記事URLをコピーしました