日商簿記3級

日商簿記3級合格者が教える【おすすめ勉強法】

ぺんぎん

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この記事では、簿記3級に挫折しないための勉強方法をお伝えしています!

ぺんぎん
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先にお伝えすると、

市販の教科書を頭から読み進めることはおすすめしません!

え、まずは教科書を読むんじゃないの?

このように、まずは教科書を読んで、次に問題集を解いて、最後に過去問を解こう!

と、考える方が多いと思いますが、

私は、この勉強の進め方はあまり推奨していません。。

ぺんぎん
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その理由とおすすめの勉強方法を詳しく解説しますね!

その前に!

当サイトでは、

将来的に簿記2級/1級/公認会計士を目指したいと思っている方には、

最初から資格予備校に通うことをおすすめしています

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テキスト(教科書)を読むことをやめよう!

私が、テキスト(教科書)を読むというのをおすすめしないのは、

結構な確率で挫折をしてしまうからです

これは、独学で勉強していることを前提にしますが、

テキストを頭から読んで、

例題を解いて、

問題集を解く!

これは理想的な勉強方法ですが、

実際にやってみると、

結構な確率で挫折するんじゃないでしょうか

ぺんぎん
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少なくとも私は無理でした。。

最初の20ページくらい読んで、

そっとテキストを閉じました。。

挫折する理由

このやり方がおすすめできない理由は、

ゴールが見えない中で勉強しているからです。

結局何を覚えれば、点数に繋がるのか?

何を答えればいいのか?

これが分かってない状況で、テキストを読み始めても、

ふわふわした知識が、ぼんやり頭に残るくらいで、

記憶にも残りにくいんですよね。。

最短かつ最強の勉強法

ここからは、私のおすすめする勉強法を以下の順番で解説していきますね!

重要ポイント!

この勉強法の重要ポイントは、

  • とにかく問題集を繰り返し解く
  • 出題頻度の高い論点を集中的に勉強する
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大事なのはこの2つになります。

テキストは辞書的に使うのがおすすめです!

とにかく問題集を解くことが簿記3級においては重要です

とにかく問題集を繰り返し解く

全くのゼロから試験勉強を始める人が1番最初にすべきなのが、

問題集を見てみるということです。

以下の3つのポイントを確認してもらうことによって、

最終的に何が出来るようになる必要があるのかを確認できます。

確認ポイント!

問題集を見るときに確認して欲しいことは次の3つになります。

  • 問題の構成
  • 模範解答
  • 問題文の文章量

私のオススメ!

よくある市販の教材の問題点として、

例題や演習問題の難易度が低すぎるといったものがありますが、

資格予備校が作っているため、「難易度設定」や「解説の分かりやす」さも適切なレベルに調整されてます

問題の構成を把握する

簿記3級の試験内容は以下の通りになっています。

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仕訳問題の配点が大きいことが分かるね!

配点の大きい問題は、

試験において重要度の高い問題であることが多いよ!

簿記3級の合格点は70点ですから、

「仕訳問題」と「総合問題」で満点を取れば80点で合格できますね。

でも、満点なんて無理じゃないかな。。

ぺんぎん
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確かに満点は難しいかもしれませんが、

ポイントを抑えれば、十分狙えますよ!

合格戦略!

最短で簿記3級に合格するためには、

  • 第1問の「仕訳問題」
  • 第3問の「総合問題」

この2つを重点的に対策していく必要があります

理由は2つあって、

  • 第1問の仕訳問題対策は、第3問の総合問題対策にもなる
  • 第2問の帳簿記入問題等は、「パズル要素」もあるため比較的難易度が高めだから

これが「仕訳問題」と「総合問題」に集中的に取り組んで欲しい理由になります。

まずは、第1問の仕訳を1通り理解してから、第3問の対策を行いましょう!

模範解答を見てみる

まずは、模範解答を見てみましょう。

なんでいきなり解答を見るんだっけ?

ぺんぎん
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解答を見てみることで、最終的に何を答えるのかを把握できるのです。

ここを確認しよう!
  • 問題の解答形式は「選択式?」「記述式?」
  • 解答欄の分量はどのくらい?

問題文を確認しよう!

次に、実際の問題文を確認しておきましょう!

問題文を確認する時は、

読み込むと言うよりは、

大問ごとにどのような問題が書かれているかなどの、

「傾向を確認しましょう!」

ここを確認しよう!
  • 第問1にはどのような問題がある?
  • 問題3の文章量は「多い?」「少ない?」
  • 答案用紙の形式はどのようになってますか?
  • 頻出の問題はなにがありますか?

頻出論点を確認しよう!

簿記3級の試験内容の中でも、

「重要な論点」「重要ではない論点」

の2つがあります。

問題集を見たときに、

この形式の問題何回も見るな。。

この内容の問題は前にも見た!

このように、繰り返し見かける問題は

本試験においても、重要かつ出題頻度の高い論点であることが多いです

具体的な勉強法

ここからは、今までお伝えしてきた重要ポイントを踏まえて、

具体的な勉強の手順をお伝えしていきますね!

私のオススメ!

私の手元にあるのは、

TAC出版の「よくわかる簿記シリーズ」になります

こちらのテキストを参考に、勉強法をお伝えいたしますが、

お手元にない場合は、ご購入頂くか、

既に別の問題集を使用されている場合は、

ご自身の使われている問題集で問題ないです!

問題構成を理解する

まずは、問題構成の理解から始めましょう!

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パラパラとページをめくるようなイメージであまり時間はかけないように!

ポイント!

ここのステップでは、しっかり問題を読み込む必要はないので、

次のポイントだけ確認しましょう!

  • 問題構成は第1問~第3問の3つで構成されている
  • 第1問の仕訳問題は、「一問一答」形式の出題がされる
  • 第2問は出題形式はバラバラだが、語句の穴埋め問題は簡単そう
  • 第3問の出題形式は毎回ほとんど一緒
Q
「わかる簿記シリーズ」を使用してる人向けの補足(タップで開くよ!)

「わかる簿記シリーズ」では、12回分の問題が収録されているので、

この12回分を、先ほど説明した点に注意して確認しましょう!

模範解答の確認をしよう!

問題の構成を確認した後は、模範解答を確認しましょう!

このStepを行う理由をしっかり意識しましょう。

ポイント!

問題集は過去問を見ながら作成されていることが多く、

解答形式も過去問と同様になっているものが多いです

そのため、しっかり模範解答を確認しておくと本試験の時に慌てることなく解答ができます

  • 解答の分量は多い?少ない?
  • 解答は記述式?選択式?
  • 簡単に取れそうな箇所はどのくらいあった?
Q
「わかる簿記シリーズ」を使用してる人向けの補足(タップで開くよ!)

例えば、第1問の仕訳問題では「勘定科目」を解答するのではなく、

「ア、イ、ウ」という形で選択肢の中から選んで解答するものがあったと思います。

この場合、「ア、イ、ウ」の選択肢ではなく、「勘定科目」を答えると間違いになりますので注意です!

例えば、解答欄には「ア」を記載すべきところ、「現金」と記入してしまうと間違いです。

問題文の読み込みをしよう!

Step1とStep2ができたら、全体感を把握できると思います。

次のStep3では、「問題文の読み込み」になります。

簿記3級においては、1冊を丸暗記する勢いで読み込みを行います。

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もちろん、暗唱できる必要はなくて、

問題集にある問題を、答えを見ずに解答出来ればOKです!

ポイント!

重要ポイント解説でお伝えした通り、優先順位は

「第1問(仕訳問題)」と「第3問(総合問題)」です

この2つを仕上げたら、第2問に取りかかりましょう!

また、第1問と第3問の着手する順番は、

この順序で対策することをおすすめします!

これは、第3問の対策を始めたら気づくのですが、

第3問の総合問題も、結局は仕訳を切ってそれを、

「貸借対照表」と「損益計算書」

に集計するだけなんですよね(^^;;

ぺんぎん
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第3問は、

切った仕訳をどこに集計するのかを理解するだけなので、

仕訳さえ切れれば高得点が狙えるよ

最後に

ここまで読んで頂きありがとうございます。

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事実と異なると思われる記載がございましたらお問い合わせフォームよりご連絡頂けますと幸いです。

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◆「公認会計士試験」「日商簿記1級」に合格 ◆簿記の「難しい」「分からない」を解消できるような記事を投稿してます。 ◆ゆるく可愛いものが好きな男性です
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