【日商簿記3級】試験の概要を解説!出題内容と試験傾向は?
日商簿記3級を受験しようと思うんだけど、
試験時間とか出題内容について知りたいな
この記事では、試験の概要を詳しく解説しているよ!
簿記3級試験の概要
簿記3級は「日本商工会議所」が主催する民間資格となります。
年間30万人以上が受験しており、合格すると企業から会計知識を習得していると評価されます。
業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。
※1日本商工会議所HPより引用
基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。
出題科目
3級の試験では「商業簿記」のみが出題科目になっています。
商業簿記は会社の日々の取引を
仕訳として記録し
「貸借対照表」と「損益計算書」の作成を主な目的として使用される記帳技術のことです
以下のように、
従業員への給与の支払いも企業の行う取引の1つなので、
このように仕訳で記録されるよ!
取引を仕訳として記録するというのが、商業簿記の重要な役割!
仕訳とか「貸借対照表」とか「損益計算書」の作成とかが試験で出題されるんだね!
そうですね、実際はもう少し細かい内容も出題されますが、
ざっくり言うと、「仕訳」・「貸借対照表」と「損益計算書」の作成が出題されますね。
- 簿記3級の具体的な出題内容(タップすると開くよ!)
-
出題内容はかなり細かく記載されているので、私が分かりやすいように一部要約等しています。
ここは暇なときに一読すればOKです!
試験時間/問題構成/配点
試験時間/問題構成/配点は次のようになっています
60分
簿記3級は第1問~第3問で構成されます。
第1問 | 仕訳問題 |
第2問 | 語句穴埋め問題、補助簿作成問題 |
第3問 | 試算表作成問題、精算表作成問題、B/S、P/L作成問題 |
設問 | 配点 |
---|---|
第1問 | 45点 |
第2問 | 25点 |
第3問 | 35点 |
合計 | 100点 |
合格基準点は100点中の「70点」になります。
- 合格戦略(タップすると開くよ!)
-
配点を見ると、第1問の配点が最も高く、
続いて第3問の配点が高くなっています。
この配点の高い第1問と第3問を攻略することが合格への近道になります。
詳しくはこちら日商簿記3級合格者が教える【おすすめ勉強法】
統一試験とネット試験(CBT方式)
簿記3級の試験では2つの受験様式が用意されています。
統一試験とネット試験の特徴をまとめるとこんな感じです。
ネット試験 | 統一試験 | |
---|---|---|
試験日程 | 特定の日を除き、毎日実施 | 2月、6月、11月の年3回実施 |
試験時間 | 60分 | 60分 |
解答方式 | パソコンに直接入力 | 回答用紙に解答を記載 |
合格判定 | 試験後すぐに結果が分かる | 約2週間 |
受験会場 | 指定のテストセンター | 大学などの施設 |
筆記用具 | 会場で用意されるものを使用する。 | 受験者が持ち込む |
試験の受験料
受験料は級ごとに異なりますが、簿記3級の試験料は、
ネット試験、統一試験ともに以下のようになっています。
2,850円(税込)
※上記の受験料とは別に、事務手数料550円がかかります。
受験申込みの手順
ここからは、簿記検定の実際の申し込手順について解説していきます。
ネット試験を受験するのか?
それとも、統一試験を受験するのかによって、若干手続きが異なりますので、
まずは、どっちの受験方式にするのかを決めましょう!
- ネット試験の申込み手順(タップすると開くよ!)
-
ネット試験の申込み方法には以下の2つがあります。
- インターネット申込み方式
- 会場問い合せ方式
インターネット申込み方式インターネット申込み方式は、専用の申込みサイトから、
利用可能な会場と、利用可能な日時を検索&予約をする方式になります。
予約するにはマイページアカウントの作成が必要になります。
(メールアドレスの登録のみなので簡単に登録出来ます!)
利用可能な会場や日時が一覧になってて分かりやすいため、
特に理由がなければこちらの方法で申込みを行うことをおすすめします。
会場問合せ方式会場問合せ方式は、
受験会場となるテストセンターに直接受験申込みを行う方式です。
こちらは、試験会場により申込み方法が異なりますが、
基本的には以下の方法での申込みとなります。
- 会場窓口にて申込み
- 試験会場となる施設の運営するホームページからWeb申込みをする
- 必要な書類をダウンロード&印刷して、郵送で受験申込みを行う。
- 統一試験の申込み手順(タップすると開くよ!)
-
希望受験地の商工会議所を調べる申込み方法の確認
上記の通り、原則として窓口にて受験の申込みを受け付けていますが、
商工会議所によっては、書店での申込みやインターネットでの申込みも可能なため、
申込み方法を確認しましょう。
- インターネット申込み方式
- 会場問い合せ方式
のいずれかによって支払い方法が異なっています。
インターネット申込み方式 | 会場問い合せ方式 | |
---|---|---|
支払方法 | クレジット払い、銀行振込、Pay-easy | 試験会場によって異なるため確認が必要 |
統一試験の申込みの場合は、各地の商工会議所によって、
支払い方法が異なるためホームページにて確認をします。
最後に
ここまで読んで頂きありがとうございます。
当サイトの記事内容については、正確なものとなるよう、調査・確認した上で記載しておりますが、
事実と異なると思われる記載がございましたらお問い合わせフォームよりご連絡頂けますと幸いです。
平素よりサイト運営にご協力頂きありがとうございます。