【9割の人は知らない】商業高校に通うことのメリット
この記事では、多くの人が知らない商業高校に通うメリットについて解説しています。
進路に悩む中学生・商業高校に既に通っている皆さんの参考になれば幸いです。
商業高校に進学することの最大のメリット
結論からお伝えすると、商業高校に進学することの最大のメリットは、
簿記を学校で教わることができる点です
なんで簿記を勉強できることがメリットなの?
理由は記事の後半でしっかりと説明しますが、
主な理由は以下の2点です!
簿記を勉強すると就職において有利になる!
簿記が分かる人材はとても重宝されます。
そして、簿記が分かる人材を最も必要とするのは、
上場企業です。
いわゆる一流企業と呼ばれる企業だね!
その通りです。
一般的に、上場企業の給与水準は平均より高い傾向にあります。
そのため、高年収を目指すのであれば、
上場企業への就職というのも選択肢になります。
有名大学に推薦で入学できる
意外と知られていませんが、
日商簿記検定に合格していると、大学に推薦で入学できるんです。
そんなメリットがあるんですね!
「日商簿記1級」の取得が必要になりますが、
MARCHと呼ばれる有名大学への推薦も可能になります。
※MARCHとは「明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学」の頭文字をとったもので、偏差値の高い大学の総称です
【恥ずかしい?】商業高校のイメージとは
これだけメリットがあるのに、
商業高校のイメージはあんまり良くないと思っている人が多いです。
これは、単純に偏差値が低い学校が多いという理由によるものと考えられます。
個人的には普通科の高校よりも、役に立つ知識を教えてくれる学校だと思っていますが、
なぜか、商業高校には悪いイメージが強いですよね。。。
例えば、以下のようなものです
- 偏差値が低く、学力が低いと思われる
- 進学率が低く、大学進学に向いていない
- 男女比率がおかしい
- 制服が派手
などなど色々ありますね
もちろん、これらのイメージは、
商業高校の実態とは必ずしも一致しない場合もあります。
実際に商業高校には、優秀な教師や生徒も多く、進学や就職に有利な側面もありますし、
商業高校の男女比比だって、学校によっては男女ともに均衡しています。
商業高校って何を勉強できるの?
経済やビジネスに関する知識や技術を学ぶことを目的とした高校です。
商業高校では、普通科目と商業科目の両方を学習します。
商業科目には、以下のようなものがあります。
- 簿記/会計
- 経済
- 情報処理
- ビジネスコミュニケーション
高校生が簿記を勉強するメリットとは
高校生の段階で簿記を学ぶというのは、
とてつもないメリットになります。
(そもそも簿記って何?という人はこちらもあわせて確認してください!)
それも独学ではなく、ちゃんとした教師から教わることができるというのがいい点です。
何がそんなにいいのか?
説明しますね。
難関国家資格の取得が有利になる
実は簿記の知識は、
公認会計士試験
税理士試験
この2つの試験のベースになります。
最近は、Youtuberとしても活躍されている「河野玄斗さん」が
公認会計士試験に合格したことで話題になったので、
知っている人もいらっしゃるかもしれませんね。
簿記2級~1級程度の知識を高校生のうちに習得できると、
これらの難関試験の合格可能性がかなり上がります。
大学受験における簿記1級の魅力
高校生のうちに、日商簿記1級を取得できた場合、
推薦で大学へ進学できる事があります。
私の周りで、実際に日商簿記1級のみで大学に入学した人は、
中央大学に進学していましたが、
一橋大学などの国立大学への推薦にも利用できるようです。
その他にも多くの大学が簿記1級を推薦条件もしくは加点事由にしています。
これからの時代は専門特化したスキルが求められる
これからの時代は、人工知能(AI)やソフトウェアの利用による作業の自動化により、
単純作業と呼ばれる仕事はどんどんなくなっていくことが予想されています。
実際、そうなりつつありますよね
もちろん、簿記1級や、公認会計士・税理士の資格を持っているからといって、
将来安泰で高年収が保証される訳ではないですが、
専門スキルを持っている人達の方が、
AIに仕事を奪われる可能性は低いでしょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、商業高校の良さを紹介しましたが、これは意外と知られていません。
なんだったら、通っている学生でさえ、
そのメリット気づいていない事もあります。
普通科に入学するだけが全てではない事を知ってもらえればと思います。