【日商簿記2,3級】やりたいことがない大学生こそ簿記の資格をとるべき理由
大学生活が始まってみると、
「特にやりたいことがない」
「意外と暇。。」
そんなことを思っている大学生は多いと思いますが、
そんな大学生こそ
コスパのよい資格である簿記2,3級の取得をオススメします
時間のある大学生は資格試験に有利
これが大学生であることの1番の強みです
大学生時代には中々気づきませんが、まとまった時間があること
これ自体が大きな財産といえます
- 社会人は想像以上に忙しい
- 仕事と勉強の両立は大変
- 社会人には誘惑が多すぎる(遊びとかね。。)
特に資格の取得はまとまった時間で一気に勉強した方が効率は良いですから
社会人で働きながら資格取得を目指す人よりも圧倒的に有利です
有利な大学生のうちに資格を取ることをオススメします
大学の単位稼ぎに簿記の資格が使える
大学によっては、簿記2,3級の取得をもって授業の単位を付与する大学もあります
「簿記 単位取得」で検索するとかなり多くの大学で単位の付与をしていることが確認できますよ
そのため、簿記2,3級の勉強は大学での単位稼ぎにも役立ちます
多くの大学は、他学部の授業の履修でも卒業に必要な単位としてカウントしてくれますので、
経済学部・商学部以外の学生さんにも
簿記2,3級の取得はオススメします
就活において会計の常識があることを証明できる
簿記検定を主催する日本商工会議所によれば
簿記3級はビジネスパーソンにとって必須資格であると位置づけています
業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。
日本商工会議所HPより
簿記3級は効率良く学習できれば、2週間程度の勉強で合格も狙えるので
コスパの良い資格と言えますね
ただ、簿記3級を武器に就活を有利に進めるというのは無理です
あくまでも、社会人としての常識を持っていることを証明できるものだと理解しておきましょう
簿記2級を取得していると就活では心強い
簿記2級となると社会からの評価も少し変わってきます
日本商工会議所によれば、
経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
日本商工会議所HPより
高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。
「簿記2級を取得することにより、企業の会計処理を適切に行うことができるだけの知識はある」
このように言っています
確かに2級に合格できる能力があれば、
重要な勘定科目以外の科目については担当を任せても大丈夫かなと思えます
大きな会社の場合は、勘定科目ごとに仕訳起票をする担当者を割り当てるのが一般的なのです
また、最近の2級の試験範囲には連結会計も含まれていますから、
簡単な連結修正仕訳についても任せられる可能性はありますね
【資格で挽回】大学受験に失敗しても大丈夫!
ミスリーディングな説明になるかもしれませんが、
仮に、あなたが希望していた大学への受験に失敗していたとしても
落ち込むは必要は全くありません
そもそも、多くの学生が
良い大学に入る→良い企業に就職する
このような考えで大学に進学しているはずです
この点については
簿記の資格を取得することで挽回出来ます
なぜ、そう言えるのかをしっかり解説していきます
理由は2つあります
- 会計士/税理士を目指すきっかけになるから
- 簿記1級を取得すると就職において圧倒的に有利だから
まず、1つ目の理由ですが簿記1級の上には
「公認会計士試験」「税理士試験」
という2つの国家資格があります
これらの資格はいずれも簿記の知識が必須になります
そのため大学生の早い時期に簿記3級や2級を取得することで、
これらの難関資格に挑戦するチャンスも得られますし、合格の確率も上がります
合格した場合には、就活市場においても転職市場においても市場価値はめちゃくちゃあがります
2つ目はこちらの記事でも詳しく解説していますが、
就活において簿記1級を持っていることは非常に有利だからです
簿記1級のレベルの知識を身に付けた人材の需要があるのは事実ですが、
簿記の知識は会社のビジネスをしっかり理解してこそ生きるスキルだと言うことを覚えておきましょう!
また、経理などのバックオフィス業務を希望しない場合は、就活における武器としては弱い可能性もあることに注意です
最後に
ここまで読んで頂きありがとうございます
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