ぺんぎん
このページでは、日商簿記3級の試験で理解する必要のある「簿記用語」を分かりやすく解説しています!
初めて簿記を勉強すると知らない用語ばかりで戸惑っちゃうよね。。。
でも、この記事で優しく用語の解説をするから安心してください!
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ちなみに、日商簿記3級の合格に必要な知識はこちらの記事で網羅的に解説しています!
↓以下の4つのカテゴリーに分類して解説しているよ↓
※現在更新中になります。
基本用語
- 日商簿記検定(にっしょうぼきけんてい):日本商工会議所が主催する簿記能力検定。検定級は1級~初級までの4段階ある。
- 日本商工会議所(にほんしょうこうかいぎしょ):検定試験の運営や日本企業の活性化のために様々な取り組みを行っている団体。
- 利益(りえき): 企業が経営活動によって得た収益から、費用や税金を差し引いた残りの金額。
勘定科目
資産勘定
- 現金(げんきん): 日本円などの法定通貨が該当する。なお、現金の出入りが伴う仕訳を計上する場面で、「現金預金」や「現金及び預金」という勘定科目が使用されることもある。
- 預金(よきん):銀行に預け入れているお金のこと。なじみのある「普通預金」や、企業向け口座である「当座預金」、金利の高い「定期預金」などの種類がある。
- 売掛金(うりかけきん): 商品やサービスの販売を行い、代金の支払いを後から受ける権利。(つまりは“ツケ”というやつである。)通常は3ヶ月以内に代金の回収が行われる。
- 受取手形(うけとりてがた):特定の時点において、お金を受け取ることが権利を紙に記したもの。銀行に持っていけばお金に換金してくれる。商品販売時に代金の代わりに受け取ることがある。
- 棚卸資産(たなおろししさん): 企業が保有する商品在庫など、販売または生産活動に直接関連する資産。(販売用目的の資産が計上されるため、不動産会社などでは、土地や建物が棚卸資産に計上されることもある。)
- 仕入(しいれ): 商品仕入を行った際に使用される勘定。期末では、棚卸資産か売上原価に振り替わるため仕入勘定が残存する事はない。
- 固定資産(こていしさん): 企業が一定期間以上使用することを意図して取得された資産。土地、建物、機械、車両などがこれにあたる。(土地以外は、減価償却計算の対象となる。)
- 固定費(こていひ): 企業が一定期間内に発生するが、事業規模や生産量の変化によって変動しない費用。固定資産の減価償却費や賃借料などが含まれる。
- 変動費(へんどうひ): 企業の事業規模や生産量に応じて変化する費用。原材料費や労働コストなどが含まれる。
- 総利益(そうりえき): 企業が得た売上高から、売上原価や経費を差し引いた金額。
- 繰越利益(くりこしりえき): 前期の決算において得た利益を、次期に持ち越すことができる利益。
負債勘定
- 買掛金(かいかけきん): 企業が商品やサービスを提供する際に、その代金の支払いを後日支払う義務。(売掛金の反対だね。)
純資産
- 資本金(しほんきん): 企業が発行した株式の額面総額。会社の設立時や増資時に株主から調達される資金の総額。
- 利益剰余金(りえきじょうよきん):毎期の利益の累計が計上される。(勘違いされることが多いが、利益剰余金という現金が企業に蓄えられているわけではない。儲けた利益は、固定資産の投資や株主に配当金という形で分配される。)
収益勘定
- 売上高(うりあげだか): 商品やサービスの販売によって得られる収益の総額。
費用勘定
- 経費(けいひ): 企業が事業運営にかかる日常的な費用。広告宣伝費、水道光熱費などが含まれる。(試験ではもう少し細分化されて「広告宣伝費」「水道光熱費」で選択肢が与えられる。)
- 売上原価(うりあげげんか): 商品やサービスを提供するために発生する直接的な費用。(例えば、商品販売のために購入した商品原価など)
帳簿関連
帳簿の種類は色々あるけど、少しずつ覚えられるように頑張ろう!
- 財務諸表(ざいむしょひょう):貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、キャッシュ・フロー計算書及び附属明細書の総称。金融商品取引法で作成・開示が求められている書類であり、いわゆる上場会社は作成義務がある。(上場会社以外でも作成が義務付けられる場合もある。)
- 貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう): 企業の財務状況を示す財務諸表の一つ。「資産の部」と「負債の部」及び「純資産の部」から構成されます。
- 損益計算書(そんえきけいさんしょ): 企業の収益と費用を明細にして、その差額である利益または損失を計算する財務諸表の一つ。
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◆「公認会計士試験」「日商簿記1級」に合格
◆簿記の「難しい」「分からない」を解消できるような記事を投稿してます。
◆実務で遭遇した苦労話や自己研鑽についても
◆会計・税務業界は人手不足過ぎて本当に大変な状態なので1人でも多くの人に会計・税務の勉強をして頂きたいと願っています。